信州大学医学部第二外科

心臓血管外科部門・乳腺内分泌・呼吸器外科部門のスペシャリスト、
信州大学医学部外科学講座(外科学第二)です。

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お知らせ

医局ニュース

2018.08.13

人事異動

乳腺内分泌外科 大場です。


この度、2018822日よりRoswell Park Cancer InstituteBuffalo, New York , U.S.A)にpostdoctoral fellowとして留学させていただくこととなり、約4年前、Memorial Sloan Kettering cancer centerへ留学される江口先生から引き継いだ外科学第二ホームページ係を、引き継ぐ時がやってきました。


松代総合病院での外科研修を終え、5年半前に大学病院に帰局した後は、大学病院で臨床・研究・学生教育(新人リクルート)・ホームページ係の仕事に邁進してきました。その間、天野前教授の退任、岡田・伊藤両教授の就任という医局にとって節目となる出来事もありました。個人的には2年間の研究期間をいただき、無事に学位を取得させていただくことができました。臨床面においては、乳腺専門医も取得し、乳癌の診断・手術・化学療法のマネジメントに関して、大学病院でしか経験できないようなことも経験させていただき、経験値があがったと思います。


しかしながら、そんな中で、乳癌で命を落とす患者さんがゼロでないのも事実で、臨床で経験すればするほど、乳癌死ゼロの世界の前に立ちはだかる高い壁を、痛いほど実感し、どうやったら乗り越えられるのか、本当に乗り越えられることができる日が来るのか?という思いを日々、悶々と抱えておりました。


そんな中、今回、新たな癌治療の軸として期待されている癌免疫研究に関わることのできる機会を与えていただくこととなりました。癌免疫療法は、外から癌を倒すというコンセプトの既存の治療とは異なり、自分の力で癌を倒すのをお助けする治療で、現在はnot curableとされている遠隔転移を有する乳癌でさえもcureに導ける可能性が期待されている治療です。もちろん、「正しく導けば」の話ですが。


今後2年間は、研究にだけ集中する機会を与えていただいたわけですので、そのチャンスを無駄にしないよう、乳癌死ゼロの世界に少しでも貢献できるような研究結果がだせるよう精一杯頑張ってこようと思います。


man power不足で苦しい中、このような機会を許してくださった、伊藤研一教授、乳腺内分泌外科スタッフの先生方には感謝してもしきれません。ありがとうございます。


また、学生教育(新人リクルート)の面では、今年も結構いい手ごたえを感じており、去年に引き続きover tenも夢ではないような気がしています。こちらの仕事もきちんと引き継いでいかねばなりません。


写真は、先日開催した第2 Shinshu young surgeon meeting@松本 での写真です。外科学第一、第二あわせて約30名の外科医が参加し、楽しい時間を過ごしました。みんないい顔をしていますね。(^O^)


信州外科の未来は明るそうです。そう思いながら、渡米できることは本当に幸せです。


4年間、ありがとうございました。


後任は外科学第二が誇る横綱、私にとっては偉大なパイセン、呼吸器外科 竹田関 となります。今後とも外科学第二をなにとぞよろしくお願いいたします。


乳腺内分泌外科 大場


写真はこちら

https://www.facebook.com/shinshu.surgery2