信州大学医学部第二外科

心臓血管外科部門・乳腺内分泌・呼吸器外科部門のスペシャリスト、
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お知らせ

Dr.オバマのOne Voice

2012.11.02

チームワーク 「4つのH」

外科医として絶対に必要なことは?

 

答えは様々だと思いますが、私個人は「チームワーク」だと考えています。術者と助手がお互いに息を合わせ、相手の気持ちを読んで進まなければ、決して良い手術はできないと思うからです。手術のみならず、術後管理、外来、医局業務など、どのような場面においてもチームワークは重要です。

 

ところが、チームとして働いていると、意見の相違や対立を少なからず経験します。こういうとき、悩んだり、時には気持ちが折れて目標をあきらめてしまうといったことがあります。

 

最近読んだ本に、チームの発展ステップとして「4つのH」を挙げていたので紹介します。

 

第1段階 Honeymoon 「なにをやっても新鮮で楽しい!」

 

第2段階 Hostility 「異なることに対する敵対」

 

第3段階 Humor 「環境に慣れユーモアを感じる」

 

第4段階 Home 「くつろぎ、あうんの呼吸」

 

もともとこの4段階は留学の際など異文化に対する適応段階を「結婚生活」に例えて説明したものだそうです。しかし、これはまさに私たち外科チームにおいても経験するものではないでしょうか。

 

最も大切なことは、「Hostility」はあくまで「Humor」、「Home」へと発展していくステップの一つにすぎないのだということ、決して長く続くものではないということを理解することだと思います。

 

意見の相違や対立があっても、感情的になったり、悲観する必要は全くない。むしろそれは正常で、素晴らしいチームワークが生まれる上で必要な一つの過程にすぎない。このように思えることで、「チームワーク」における大きな悩みが無くなった気がしています。