心臓血管外科・乳腺内分泌外科・呼吸器外科のスペシャリスト、
信州大学医学部外科学講座(外科学第二)です。

心臓血管外科
心臓グループ
高野 環
心臓外科分野は弁膜症、虚血性心疾患、胸部大動脈、心臓腫瘍、成人期の先天性心疾患などの手術を行い、後天性心疾患を中心に先天性心疾患を含めた幅広い範囲をカバーしています。
循環器内科,小児科,麻酔蘇生科,集中治療部,高度救命救急センターなど、診療科をこえた緊密な連携のもと、緊急・重症例の手術を数多く行なっており、高い救命率を達成しています。個々の患者さんの症例に応じて,弁形成術や心拍動下バイパス術など、risk-benefitに応じた治療法を選択できるよう配慮しています。また,分子レベルでの心臓腫瘍や大動脈疾患の解明,人工心肺装置の低侵襲化や長期の補助循環装置の開発にも力を入れており,先端医療を少しでも患者さんに提供させていただくのが目標です。
心臓血管外科 心臓グループ 講師 高野 環
心臓血管外科
脈管グループ
福井 大祐
21世紀はメタボリックシンドロームの時代といわれ、特に先進諸国においては、第二次世界大戦後のベビーブームの影響もあり、21世紀の初めの20年間に65歳以上の高齢者人口が劇的に増加するといわれており、これに伴って血管疾患は増加の一途を辿っており、その治療も日進月歩の現状です。
例えば、腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療は、2005年の論文において2010年には「開腹手術:血管内治療=20-35%:65-80%」になると予測されていましたが、日本では、欧米に約10年遅れて保険治療として開始されたにも関わらず、2009年度にはすでに信州大学における予定手術の78%を占めるに至っており、3年前の文献的予想を上回るスピードで発展しています。また、2008年に当科にて大動脈瘤手術を受けられた患者さんの平均年齢は78歳であることだけをみても低侵襲治療の必要性は明白です。
この時代の要求に適した世界標準を越えた治療を“長寿県である長野県”にて展開していくことは当たり前のことであり、当たり前のことを確実に遂行していくことが我々の使命であり、仕事へのモチベーションの原動力です。
心臓血管外科 脈管グループ 講師 福井 大祐